まとまったお金が必要な時…親戚にお金を借りるのってアリ?

出来るだけ自分の貯金でまかないたいですが、そうはいかない時もあります。一人暮らしをしているとなかなか貯金が出来ない人もいるでしょうし、貯金だけでは足りない金額が必要な場合もあるでしょう。とりあえず、どうにかしてお金を用意しなければいけない…そんな時に出てくる選択肢は「親から借りる」「友人から借りる」「親戚から借りる」「銀行や消費者金融から借りる」「バイトなどを増やして貯める」あたりかと思います。(参照:https://www.twhdc.co.jp/media/borrow-money/)

一番健全なのはバイトなどをかけもちして収入を増やすことですが、お給料が入るにはタイムラグがありますし、貯めている間に期限が来てしまうこともありえます。

そうなると、誰か(どこか)からお金を借りるといった選択肢のほうが現実味があります。この中で一番避けたいのは友人からお金を借りることでしょう。100円や200円、せいぜい1万円程度であればまだ借りられる範囲だとは思いますが、それ以上の高額となるといくら友人であっても頼みにくいですし、断られる可能性も高くなります。また、友人だからとちょっとなあなあになりやすいのもデメリットでしょう。友人からしたら返して欲しいけど自分から催促するのは悪い…と思ってなかなか言い出せないかもしれませんし、お金がきっかけで友情が壊れてしまうことも少なくありません。大切な友人ほどお金に関する相談はしないほうがいいと思います。

親の場合はどうでしょうか。やはり子供はかわいいもの、援助してくれる場合も多いかと思います。納得できる理由であれば、よほど大きな額でな限り貸してくれる気がします。ただ、なんとなくプライドで親には迷惑をかけたくない…と思う人もいるでしょうし、親には言えない理由でお金が必要、なんて場合には頼ることは出来ません。

そこで出てくるのが、親戚からお金を借りるかどうか、です。非常に微妙なライン…と個人的には思います。ある程度親交があることが前提となるでしょう。まあ、名前と顔程度しか覚えてない人にいきなりお金を打診されたら、いくら親戚であっても不信感しかありませんから当然のことですが。親戚の場合も納得できる理由があればお金を援助してくれる可能性はあると思います。小さいころからよく会っていた叔父さんなど、成長を見守ってきてくれたような人はポンと出してくれるイメージがありますね。親や友人に比べて適度に距離があることもプラスに作用しているのかもしれません。

ただ、特に書類などをかわさずにお金を借りてしまうと、贈与とみなされてしまう可能性があります。無利子の貸付であってもしっかりと借用書などを作成し、書面に残しておくことが大切です。お金を受け取るときも現金で手元に受け取るのではなく口座振込みにしてもらう、返済も専用口座を作ってそこに返済する…など、贈与を疑われたときにきちんと「そうではありません」と言える証拠作りが必要になりますので、その点は注意してください。

どうしても親しい人からお金を借りるのは、少なからずしがらみが出てきてしまうものです。好意で貸してくれるのであればよろこんで受け、きっちりと返済していく必要がありますね。それらの自信がない場合は、素直に消費者金融などからお金を借りるほうがトラブルなどを未然に防ぐという意味でもいいのかもしれません。

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